雄山寺: 楼門

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雄山寺(岩手県・花巻市)

雄山寺(岩手県・花巻市)概要: 雄山寺は慶長3年(1598)に南部家の重臣で花巻城の城代である北松斎によって創建された寺院です。北松斎は南部家21代当主南部信義の長男の北致愛の嫡男で、天文9年(1540)に北家の家督を継ぐと南部家の有力家臣として当主家を補佐しました。特に、南部家の家督相続争いでは後に盛岡藩初代藩主となる南部信直を擁立し勝ち抜いた事で、その片腕としての地位が確立しました。外交面でも南部家を支え、前田利家を通じて時の権力者である豊臣秀吉に南部家の安堵を懇願し、天正19年(1591)の九戸の乱でも豊臣家に援軍の要請を行っています。慶長5年(1600)の関ケ原の戦いでは花巻城を預かり、周辺で発生した一揆の掃討に尽力、慶長18年(1613)に北松斎が死去すると雄山寺が菩提寺として葬られ、以後、歴代北家によって庇護されています。寺宝も多く北松斎縁の甲冑や三つ葵の紋付の羽織、古文書などを所有しています(何れも花巻市指定有形文化財)。山門は入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門。本堂は入母屋、桟瓦葺、妻入、正面1間軒唐破風向拝付。境内には北松斎の墓碑が建立されています。当國(盛岡藩領:和賀郡・稗貫郡・紫波郡)三十三観音霊場25番札所。

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