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 神社山門: 勝田神社

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勝田神社

勝田神社(鳥取県米子市博労町)
【 概 要 】−勝田神社は弓ヶ浜を開発した勝田四郎、又は弓ヶ浜に巣食った賊徒を討ち滅ぼした津和野出身の勝田上総介を祭る為に創建されたと伝わる古社で、古くから弓ヶ浜の総産土神として信仰されてきました。米子城が築かれると、城の北東にあたる現在地に鎮座し鬼門鎮守として歴代城主から崇敬庇護されました。

【 場 所 】−鳥取県米子市博労町

【 構 造 】−切妻、銅板葺き、三間一戸、八脚単層門

【 備 考 】−勝田神社の祭神は天忍穂耳命ですが、元々は勝田一族を祭った社とされ、社号の由来にもなっています。伝承によると鎌倉時代後期の正応年間(1288〜1292)に石州津和野(島根県西部:石見地方)出身の勝田上総介四郎が浜田五郎丸、遠藤、高梨、三宅などの一族を引き連れて弓ヶ浜地方に移り住み開発を続け勝田庄と呼ばれるようになったそうです。ある時、鬼ケ沢に巣食った賊徒が周辺の農地を荒すようになり、困り果てた農民達が勝田上総介四郎に相談すると快く承諾し賊徒を討伐する事になったそうです。戦いは熾烈を極め何とか賊徒を掃討する事が出来ましたが、勝田上総介四郎をはじめ多くの一族も討死した事から残された一族と農民達はその功績を讃え新屋村に社を構えると勝田明神として祭ったと伝えられています。

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