東本願寺名古屋別院: 楼門

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東本願寺名古屋別院(愛知県・名古屋市)

東本願寺名古屋別院(愛知県・名古屋市)概要: 東本願寺名古屋別院の前身は安土桃山時代の天正9年(1581)に祐賢によって設けられた御堂で元禄3年(1690)に東本願寺(京都府京都市下京区烏丸七条:真宗大谷派本山)第16世一如上人(江戸時代初期の浄土真宗の高僧)により本願念仏道場として整備され、元禄10年(1697)尾張藩2代藩主徳川光友から現在地に境内地を与えられ、随時堂宇が造営されました。境内は織田信秀の居城の1つ古渡城が築城されていた跡地で、一説には織田信長の生誕地とも云われています。明治時代初頭には現在でいうところの愛知県庁や愛知県議会が置かれ政治、行政の中心となり、明治7年(1874)の5月1日から6月10日には「名古屋博覧会」の会場としても使用されています。昭和20年(1945)まで貴重な建物が多く残されていましたが、3月12日の太平洋戦争の空襲(名古屋大空襲)により焼失しています。山門は昭和43年(1968)に建てられたもので、入母屋、本瓦葺(下屋庇:本瓦葺)、三間三戸、八脚二重楼門、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、上層部内部には釈迦如来像が中尊、弥勒菩薩像と阿難尊者像が脇侍として安置、高欄付。

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