聖運寺: 楼門

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聖運寺(愛知県・西尾市)

聖運寺(愛知県・西尾市)概要: 聖運寺山門は大正8年(1919)に造営された建物で、入母屋、本瓦葺、三間一戸、八脚楼門、外壁は真壁造り素木板張り、上層部高欄付、下層部向かって右側には木造平屋建て、切妻、本瓦葺、外壁は真壁造り板張り、花頭窓付の付屋が接続しています。田中長嶺(嘉永2年に越後国三島郡才津村で出生、開墾事業の傍ら帝国大学で菌学を研究し「日本菌類図説」、「香蕈培養図説」、「十余三産業絵詞」、「炭焼手引草」などを編纂し田中式改良窯を考案しています。)縁の地でもあり、著書である「明治殉教絵史」は西尾市指定文化財に指定され、遺骨が境内に埋葬されています。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、正面1間向拝付き、内部には本尊の阿弥陀如来像が安置されています。寺宝である絹本著色阿弥陀如来像は文明19年(1487)に制作されたもので縦95.1cm、横44.1cm、三河国幡豆郡志貴庄と吉良庄の門徒により寄進されています。

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