龍源寺: 楼門

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龍源寺(愛知県・豊川市)

龍源寺(愛知県・豊川市)概要: 龍源寺は鎌倉時代初期の建久年間(1190〜1199年)に萩原六郎(伊東祐親の2男伊東祐清の子供)が開基となり創建された寺院です。創建時は真言宗でしたが応仁の乱の兵火により境内が荒廃、明応年間(1492〜1500年)に宗鼎仲易(周鼎仲易)が再興した際に宗派を曹洞宗に改め、その際、当地に蔓延る2匹の龍を退治した事に因み寺号を「萩原寺」から「龍源寺」に改めています。江戸時代に入ると幕府から庇護され朱印状が発布され、江戸時代中期には悦元禅師によって境内が改められています。寺宝が多く黒門(江戸時代・承応2年)、(室町時代)、柱杖(室町時代)、釈迦出山之図(室町時代)、ホウ(江戸時代・享保9年)、板碑(江戸時代・元和9年)などの文化財を所有しています。龍源寺山門は入母屋、桧皮葺(下屋庇:銅板葺)、三間一戸、八脚二重楼門、外壁は真壁造り板張り、上層部象眼窓、高欄付、「虎岳山」の山号額が掲げられています(山門左右には回廊が廻り向かって右側には鐘楼が配されています)。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、正面1間向拝付、内部には本尊である釈迦如来像が安置されてます。参河国准四国47番。

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