西照寺: 楼門

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西照寺(新潟県・柏崎市)

西照寺(新潟県・柏崎市)概要: 西照寺は平安時代末期の承安3年(1173)に源阿空昭上人によって創建された寺院です。室町時代に伝誉上人が現在地に移し浄土宗の寺院として再興されましたが、庇護者だった清水氏が戦国時代に上杉謙信(春日山城の城主)によって滅ぼされた為に衰微します。江戸時代に入ると、当地域は天領となった為、幕府直轄の寺院として徳川将軍家の庇護となり5代将軍徳川綱吉から10万石の格式を得ています。山門は一間一戸、入母屋、銅板葺、四脚楼門、外壁は真壁造り素木板張り、上層部高欄付、下層部格天井。本尊である観音菩薩坐像、勢至菩薩坐像、賓度羅跋楕闍尊者坐像は江戸時代後期に越後出身の仏師伊東長慶が制作したもので柏崎市指定有形文化財に指定されています。旧本尊である阿弥陀如来立像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像は阿弥陀如来は室町時代、他の2躯が江戸初期に制作されたもので柏崎市指定有形文化財に指定されています。玄阿上人坐像は鎌倉時代後期の正治2年(1200)に制作されたもので、杉材、寄木造、像高約68cm、柏崎市指定有形文化財に指定されています。阿弥陀三尊来迎図は延享4年(1747)に塩沢村出身の樋口三郎右衛門が寄進したもので柏崎市指定有形文化財に指定されています。

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