菅谷不動尊: 楼門

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菅谷不動尊(新潟県・新発田市)

菅谷不動尊(新潟県・新発田市)概要: 菅谷不動尊は文治元年(1185)、護念慈応上人によって創建された寺院です。護念慈応上人は源氏一族出身だった事から鎌倉幕府初代将軍源頼朝や3代将軍源実朝が篤く帰依し、頼朝の娘の重病平癒の祈願を行ったと伝えられています。本尊として祀られている不動尊像は印度出身の仏師ビシュカツマが彫刻した三国伝来の霊仏で、成田不動尊、米子瀧山不動尊と共に日本三大不動尊に数えられています。建長5年(1253)の火災で本尊を守ったとされる「田螺」が信仰の対象とされ現在でも特別な存在となっています。菅谷不動尊山門は江戸時代末期の慶応2年(1866)の建築で村上出身の宮大工板垣伊兵衛が中心となり約8年、延べ5千余人が工事に携わり竣工しました。形式は三間一戸、入母屋、桟瓦葺、八脚楼門、外壁は真壁造り欅材板張り、上層部高欄付、「諸法山」の山号額、蟇股には十二支、木鼻には象や獅子の精緻な彫刻、下層部左右には仁王像、仁王像には噛んだ『紙つぶて』を自分が患った病と同じ位置に吹き付け病気平癒を祈願する民間信仰の名残が見られます。菅谷不動尊山門は江戸時代末期の楼門建築の遺構として貴重な事から新発田市指定文化財に指定されています。

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