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 神社山門: 天津神社

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天津神社

天津神社(兵庫県三木市吉川町)
【 概 要 】−現在の天津神社本殿は室町時代中期に建てられたもので国指定重要文化財に指定されています。

【 場 所 】−兵庫県三木市吉川町前田

【 構 造 】−入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚単層門

【 備 考 】−江戸時代初期の寛文3年(1663)、藤原資廉が勅使として天津神社に宜旨を奉納したとの記録が残されています。同一人物かは判りませんが同年代に藤原北家日野流の柳原資廉と称する公卿がいます。母親は権大納言園基音の娘で霊元天皇の生母である園国子(新広義門院)の妹にあたる事から天皇とは従兄弟の関係となり一族の中でも異例な出世を遂げました。元禄14年(1701)3月14日には東山天皇の勅使として江戸に下向し勅答の儀が行われるはずでしたが、その接待役だった播磨赤穂藩の第3代藩主浅野長矩(浅野内匠頭)が不敬にも乱心を起こし江戸城松之大廊下で、吉良上野介吉央を切りかかる所謂「赤穂事件」が発生しました。この事件により勅答の儀の中止が懸念されましたが、柳原資廉は何事もなかったかのように儀式続行を指示し滞りなく執り行なうことが出来たとしています

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