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神社山門: 養父神社 |
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養父神社![]() |
【 概 要 】−養父神社は崇神天皇の時代に創建された神社です。当初は弥高山の山頂に祭られていましたが、その後、中腹と麓に社が構えられ、さらに時代が下がると麓にあたる当社だけが信仰されるようになっています。格式が高く、平安時代に成立した延喜式神名帳には名神大社として列記され、但馬国三宮として篤く信仰されました。
【 場 所 】−兵庫県養父市養父市場 【 構 造 】−切妻、銅板葺、一間一戸、四脚門 【 備 考 】−養父神社が初めて記録に出現するのは奈良時代の天平9年(737)に編纂された「正倉院文書」正集36.「但馬国正税帳」で「養父郡養父神戸租代百[三十]五束五把」、「養父郡養父神戸調[アシギヌ]六疋四丈五尺 直稲四百五束」とあります。次に、大同元年(806)に編纂され神社・寺院の封戸を列記した「新抄格勅符抄」では「養父神 四戸 同(但馬)」とあります。次に、平安時代に編纂された「続日本後紀」の承和12年(845)7月辛酉(16日)の条には「養父郡無位養父神。・・・等並奉授従五位下。依国司等解状也。」とあります。次に平安時代に編纂された「日本三代実録」の貞観11年(869)3月22日庚辰の条には「但馬国従五位上養父神。・・・並正五位下。」とあります。次に平安時代に編纂された「日本三代実録」の貞観16年(874)3月14日癸酉の条には「但馬国正五位下出石神。養父神。禾鹿神並正五位上。」とあります。次に平安時代に編纂された「延喜式神名帳」の名神祭の条には「夜夫神社二座」とあります(夜夫坐神社五座:名神大二座小三座)。
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