八幡神社: 楼門

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八幡神社(宮城県・角田市)

八幡神社(宮城県・角田市)概要: 角田八幡神社の創建は平安時代後期の康平5年(1062)、奥州で発生した前九年合戦に派兵された源頼義、義家父子が源氏の氏神である石清水八幡宮の分霊を勧請し戦勝祈願したのが始まりとされ、終戦後に念願成就した事から神意に感謝し治暦2年(1066)に改めて社殿が造営されました。その後、石川郡の土豪として台頭した石川氏が延喜式神名帳に記載されている石都々古和氣神社と八幡神社を合祀し代々氏神、守護神として篤く信仰され石川都都古別八幡宮と呼ばれるようになりました。慶長3年(1598)、石川昭光が角田城に配された際、旧領である福島県石川郡に鎮座していた石川都都古別八幡宮から分霊を勧請し当地でも改めて八幡神社を創建、引き続き庇護され、角田領の総鎮守、一宮としての格式を持ちました。明治時代の神仏分離令を経た明治5年(1872)に村社に列し、明治30年(1897)に供進神社に指定されています。随神門は江戸時代末期の慶応2年(1866)に造営されたもので、三間一戸、入母屋、鉄板葺、八脚楼門、外壁は真壁造り素木板張り、上層部には高欄を廻し、細部には彫刻が施されています。八幡神社随時門(楼門)は角田市指定文化財に指定されています。

八幡神社:動画

角田城:動画

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