本覚寺: 楼門

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本覚寺(福島県・伊達市)

本覚寺(福島県・伊達市)概要: 本覚寺は江戸時代初期に信州上田(現在の長野県上田市)出身の順哲坊了念によって創建された寺院です。梁川養蚕の祖と呼ばれる中井閑民と関係が深く、境内には墓碑が建立されています。江戸時代に入ると当地方では急速に養蚕業が発達し、中期頃には日本有数の産地となり、多くの養蚕家を輩出しいました。梁川出身の中井閑民は字の読めない農民にも判り易いように挿絵が多い「養蚕すごろく」を考案しています。山門は江戸時代後期に建てられた建物で入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門、外壁は真壁造り素木板張り、上層部には高欄が廻り、花頭窓付、下層部には内部に袖壁が設けられ、向かって左側に潜戸付、蟇股が特徴的で意匠に富み伊達市指定文化財に指定されています。

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