福島県の楼門建築2

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名 称
内   容
場  所
・長命寺○長命寺は中世は妙見宮、近世中期以降は涼ヶ岡八幡宮の別当寺院だった寺院です。長く当地を支配し、江戸時代は中村藩主を歴任した相馬家から篤く帰依され、領内の真言宗の三箇寺の1つに数えられていました。山門は入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門、相馬市指定文化財に指定されています。

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・福島県
・相馬市
・金性寺○金性寺は永禄12年に相馬盛胤が正室の位牌を安置する為に創建した寺院です。当初は錦繍寺と称していましたが、戒名に因み金室山金性寺に寺号を改めています。小高城の城内に鎮座していた小高神社の別当寺院として神仏習合していましたが、明治時代の神仏分離令により、小高神社とは分離し、明治22年に現在地に境内を移しています。山門は入母屋、鉄板葺、三間一戸、八脚楼門。

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・福島県
・南相馬市
・蓮家寺○蓮家寺は江戸時代初期に蓮池主水と糟家弥兵衛によって創建された寺院です。棚倉藩内藤家の菩提寺として庇護され、領内の中心的な寺院として発展しました。山門は江戸時代中期に建てられもので、入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚2重楼門、棚倉町指定有形文化財に指定されています。梵鐘は江戸時代初期には内藤家から寄進されたもので国の重要美術品に認定されています。

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蓮家寺:動画

・福島県
・棚倉町
・長禄寺○長禄寺は室町時代中期に領主である二階堂氏の菩提寺として創建された寺院です。開山者は曹洞宗の高僧である月窓和尚、開基者は二階堂為氏。戦国時代には対立した伊達政宗に攻められ須賀川城が落城し、その兵火により境内も荒廃しましたが、江戸時代に入ると、新たな領主となった蒲生氏の菩提寺として庇護されました。境内には蒲生郷成と大乗院の墓碑が建立されています。山門は入母屋、本瓦葺、三間一戸、八脚楼門。

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・福島県
・須賀川市
・本覚寺○本覚寺は江戸時代初期に順哲坊了念によって創建された寺院です。山門は江戸時代後期に建てられた建物で入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門、伊達市指定文化財に指定されています。

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・福島県
・伊達市
・大安寺○大安寺は室町時代に歴巌上人により創建された寺院です。無能上人などの名僧を輩出して寺運が隆盛しています。江戸時代に入ると桑折藩主松平家の庇護となり梵鐘が寄進されています。桑折藩が廃藩になった後は天領代官の菩提寺となり代官の墓碑や桑折町の開発に尽力した人物の墓碑などが建立されています。山門は当地域では珍しい竜宮門形式を採用しています。

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・福島県
・桑折町
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福島県1禅長寺龍門寺勝行寺妙来寺遍照院|飯野八幡宮
福島県2長命寺金性寺蓮家寺長禄寺本覚寺大安寺
福島県3常光寺南泉寺示現寺伊佐須美神社願成寺善龍寺

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