伊佐須美神社: 楼門

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伊佐須美神社(福島県・会津美里町)

伊佐須美神社(福島県・会津美里町)概要: 伊佐須美神社は当地を開発した大毘古命と建沼河別命が会津高原の天津嶽に伊弉諾尊と伊弉冉尊を祭ったのを創建としています。その後、数度の遷座を繰り返し欽明天皇21年(560)に現在地に境内を構えています。格式も高く六国史では神階に列した事が記載され、平安時代に成立した延喜式神名帳では名神大社として列記され、当地方では最高位にあたる為、会津総鎮守、陸奥国二宮として信仰されました。中世は長く当地を支配した芦名家から信仰され、文亀3年(1503)に火災で伊佐須美神社が焼失すると、永正11年(1514)には蘆名盛高によって再建され、芦名盛安からは金色の神輿(国指定重要文化財)が奉納されています。江戸時代に歴代会津藩主を歴任した保科氏、松平氏が崇敬し、社領の安堵や社殿の造営が行われました。古くは神仏習合し清滝寺が別当寺院として祭祀を司っていましたが、会津藩初代藩主保科正之は神道を篤く帰依していた事から寛文7年(1667)に神仏分離が図られています。戊辰戦争や明治時代の度重なる火災により松平家が造営した社殿が失われ、その後随時再建されています。随神門は入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚楼門。

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