福増寺: 楼門

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福増寺(群馬県・渋川市)

福増寺(群馬県・渋川市)概要: 福増寺は南北朝時代の暦応3年(1338)に開山した古寺です。江戸時代に入ると狩野甚左衛門が中興開基となり雙林寺(群馬県渋川市・曹洞宗)14世である雲峯闇悦禅師を招いて中興開山しました。その後は4代将軍徳川家綱から寺領が寄進され、角田六郎兵衛の尽力などにより寺運が隆盛しています。山門は三間一戸、入母屋、桟瓦葺、八脚楼門、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ(彫刻部:極彩色)、上層部には左右には花頭窓、高欄付、下層部左右には仁王像安置、「長壽山」の山号額。梵鐘は入母屋、鉄板葺、上層部は柱のみの吹き放し、木部朱塗り、下層部は袴腰、下見板張り、縦押縁押え、黒塗り、元々の梵鐘は太平洋戦争で供出、現在のものは戦艦陸奥の部材を再鋳造したもの。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、正面1間唐破風向拝付き、内部には本尊である釈迦如来像が安置されています。「まんまる月のお庭」や「非思量庭」、「雲心水性庭」などの庭園があり境内一帯が花の名所である事から東国花の寺百ヶ寺群馬12番に選定されています。

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