天増寺: 楼門

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天増寺(群馬県・伊勢崎市)

天増寺(群馬県・伊勢崎市)概要: 天増寺は江戸時代初期に稲垣長茂が歴代稲垣家の菩提寺として創建した寺院です。元和2年(1616)に稲垣家は移封となり当地を離れ、越後藤井藩、三条藩、刈谷藩、大多喜藩、烏山藩、鳥羽藩と何度も移封を繰り替えしましたが天増寺は当地に留まり、引き続き菩提寺として稲垣家から庇護されました。一方、徳川将軍家から寺領40石の朱印状が発布され、上野常恒会十四檀林としても大きく発展しました。境内に建立された稲垣家墓碑24基は伊勢崎市指定史跡に指定されています。天増寺宝塔は貞和2年(1346)に建立されたもので高さ224cm、基礎の高さ60cm、建立銘が刻まれているものとしては伊勢崎市最古の石塔として貴重な事から群馬県指定文化財に指定されています。天増寺山門は嘉永5年(1853)に造営されたもので三間一戸、入母屋、桟瓦葺、軒唐破風付き、八脚楼門、外壁は真壁造り上層部は白漆喰仕上げ、下層部は板張り、彫刻部は極彩色、上層部には花頭窓、高欄付、「大陽山」の山号額、下層部仁王像安置。 本堂には本尊である千手観世音菩薩が安置され伊勢崎佐波観音三十四霊場19番札所と新上州三十三観音霊場14番札所に選定されています。

天増寺:動画

伊勢崎陣屋(群馬県伊勢崎市):動画

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