鳳仙寺: 楼門

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鳳仙寺(群馬県・桐生市)

鳳仙寺(群馬県・桐生市)概要: 鳳仙寺は室町時代末期に由良成繁が金山城(群馬県太田市)を退き、桐生城を隠居城として整備した際に仏広常照禅師を召還し創建した寺院です。仏広常照禅師は朝廷から勅賜号・禅師号を賜った高僧として知られ、2世黙之宗草大和尚は学徳兼備の傑僧として知られ「室中の法宝」とも呼ばれ、3世大円門鶴大和尚は道元禅師の法灯を継承し学僧としても名を馳せました。天正18年(1590)に由良氏が豊臣秀吉の命で常陸牛久(茨城県牛久市)に移封になり当地を離れると、新たな領主となった徳川家から庇護され、江戸時代中期には曹洞宗別格地(常法幢)の格式が認められています。本堂背後の墓地には由良成繁の墓碑が建立され桐生市指定史跡が指定されています。楼門は江戸時代中期の宝永元年(1704)に造営されたもので、三間一戸、入母屋、桟瓦葺、八脚楼門、高さ10.53m、外壁は真壁造り板張り、上層部には広目天像や多聞天像、弥勒観音像、吉祥天像、釈迦牟尼如来像などが安置、花頭窓、高欄付、下層部正面左右には増長天像と持国天像安置、「桐生山」の山号額(佐々木玄龍筆)、桐生市指定重要文化財に指定されています。

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