湯西川温泉・概要: 湯西川温泉(栃木県日光市)は平家の落ち武者の子孫が発見したと伝わる山間の温泉街です。 平家落人伝説によると、平家一族の生き残りである平忠房が源氏の追手を逃れて、当地まで行き着くと、湯煙が上がる源泉を発見し、源平の合戦で傷ついた体を癒したのが始まりと伝えられています。伝承の真贋は不詳ですが湯西川温泉周辺には平家塚や慈光寺などの史跡が点在し、平家縁の慣わしも現在まで伝えられています。往時は湯西川沿いに複数の茅葺屋根の湯宿が軒を連ね、平家落人伝説に相応しい風情ある町並みが形成されていましたが、撮影時には僅か1軒になっていました。往時の写真と見比べてみると屋根だけが茅葺から瓦に葺きかえられたようです。茅葺屋根は現在では維持管理が非常に難しく、個人では相当な努力が必要ですが、湯西川温泉のような温泉街では行政側も援助をして茅葺屋根の温泉街を維持してもらいたかったです。
栃木県・茅葺屋根建築一覧
・岡本家住宅−江戸時代中期−国指定重要文化財
・医王寺:金堂−元禄年間−栃木県指定重要文化財
・医王寺:唐門−宝暦3年−栃木県指定重要文化財
・医王寺:大師堂−貞享3年−栃木県指定重要文化財
・足利学校−国指定史跡
・浄林寺:離れ−天保3年−足利市指定文化財
・大雄寺:本堂−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・大雄寺:御霊屋−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・大雄寺:庫裏−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・大雄寺:座禅堂−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・大雄寺:総門−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・大雄寺:回廊−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・大雄寺:鐘楼−江戸時代中期−栃木県指定重要文化財
・専修寺:総門−江戸時代初期−国指定重要文化財
・専修寺:庫裏
・専修寺:御成門
・専修寺:三谷草庵−江戸時代後期−国指定史跡
・桜町陣屋−文政6年−国指定史跡
・旧津久井家住宅−安政2年−那須塩原市指定有形文化財
・荒橿神社本殿−安永3年−真岡市指定有形文化財
・荒井家住宅−江戸時代中期−国指定重要文化財
・入野家住宅−天保7年−国指定重要文化財
・旧羽石家住宅−元禄2年−国指定重要文化財
・三森家住宅−享保18年−国指定重要文化財
・日下田邸−寛政年間(1789〜1801年)−栃木県指定文化財
・益子参考館上台−江戸末期−栃木県指定文化財
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