鳥取県:茅葺き屋根

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鳥取県:茅葺屋根一覧・概要・歴史

板井原集落・概要: 板井原集落板井原集落(鳥取県智頭町)は平家の落人伝説が伝わる山間の農山村集落ですが、実際には15世紀後期以降に集落として形成されたと推定されています。板井原川沿いには江戸時代から昭和初期に建てられた古民家20数棟が建ち並び、当時の風景が残されています。明治時代以降は養蚕業が盛んになった事から関連する建物が多く建てられ現在でも名残が見られますが、昭和に入ると次第に茅葺屋根の建物が姿を失い、数棟を残すだけになっています。集落内には自動車が入れない程道が狭く、それらが理由で大きな開発が行われなかった事から建物が建て替えられた後も集落の景観が維持されました。板井原集落は平成16年(2004)に鳥取県選定伝統的建造物群保存地区(板井原伝統的建造物群保存地区)に選定されています。

所子集落・概要: 所子集落(大山町)は大神山神社(延長5年:927年に編纂された延喜式神名帳に記載された式内社、伯耆国二宮、旧社格は国幣小社)や大山寺(大神山神社の別当寺院、明治時代初頭に発令された神仏分離令により一端廃寺になったものの、その後再興された)に続く大山参詣道(坊領道)沿いに発生し発展した集落で、所子集落農業を基盤とした農村集落であるものの、門脇家一族(門脇家本家・南門脇家・東門脇家)など豪農が集まった為、門や塀、土蔵、書院風の建物が建ち並ぶ独特の町並みが形成されています。目だった茅葺屋根の建物は門脇家住宅の主屋(明和6年:1769年、建築、寄棟、茅葺、国指定重要文化財)だけですが当時の敷地割りや水路、屋敷構え、田畑、集落形態などが現在でも良好に残され25.8haが平成25年(2013)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。現在は茅葺集落とは言えませんが、大変良い集落景観が見られます。

鳥取県:茅葺屋根一覧
・河本家住宅−貞享5年(1688)−国指定重要文化財
・三百田氏住宅−元禄7年(1674)−鳥取県指定保護文化財
・鳥飼家住宅−江戸時代中期−鳥取県指定保護文化財
・門脇家住宅−明和6年(1769)−国指定重要文化財
・藤原家住宅−明治32年(1899)−智頭町指定文化財
・矢部家住宅−17世紀中期〜後期−国指定重要文化財
・福田家住宅−江戸時代中期−国指定重要文化財
・高田家住宅−江戸時代末期−鳥取県指定保護文化財
・木下家住宅−江戸時代後期−鳥取県指定保護文化財
・尾崎家住宅−明和年間(1764〜1772)−国指定重要文化財
・小椋家住宅−三朝町指定文化財

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鳥取県:茅葺き屋根・有名・一覧

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