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和歌山県の江戸時代は徳川御三家が治めた紀州藩55万5千石が中心で、田辺藩、新宮藩が存在していました。和歌山県も他県と同様に武家町の雰囲気を残している所は非常に少なく、武家屋敷の遺構としても限られています。大藩だった紀州藩では城下の約40%が武家町で2万8千人の武士がいたとされますが、明治時代以降の都市化や火災、戦争の被害によって次々と姿を消し、目立った遺構としては白樫家住宅の長屋門などになりました。この長屋門は中級武士の遺構ですが、他藩では家老級の規模で、これには藩主が長屋門や海鼠壁を奨励した事が起因しています。
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武家屋敷・家老屋敷(現存)一覧表 |
和歌山県 |
印 |
市町村 |
名称 |
建築年 |
概要 |
主要遺構 |
備考 |
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和歌山市 |
旧大村家 |
江戸末期 |
和歌山藩中級武士 |
長屋門 |
− |
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