熊本県の江戸時代は人吉藩(2万2千石)、熊本藩(54万1千石)が存在、さらに熊本藩は大藩だった為、支藩として宇土藩(3万石)、高瀬藩(肥後新田藩・3万5千石)、支城が認められた八代城(3万石)がありました。宇土市石小路町は宇土藩の武家町の1つで主に下級武士が住んでいた場所、船場川沿いに黒色の板塀が続き当時の名残が残っています。変わって門内町は上級武士が住んでいた地域で、こちらは武家屋敷の遺構などがあります。八代もかなり武家町の雰囲気が失われてきましたが唯一残された澤井家住宅の一角(隣接する長屋門も市指定文化財)に見る事ができます。人吉市土手町も旧武家町でしたが新宮家住宅が唯一の遺構となっています。
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